No.15
自身の健康について考えたことはありますか?
私が今までオステオパシーを学んだ上で、考える健康とは
「どんな事にも適応でき、常に良い状態を維持できる。」です。
「アンバランスの中でバランスをとれている状態」とも言います。
人の身体は不安定です。利き腕がありますし内臓の位置も左右非対称、また身体だけでなく周りの環境から様々なストレスが多方面から生じてきます。こんな不安定な中でも、良いバランスを保持して健康を維持しようとする能力が人には備わっています。
ストレスや身体の問題が積み重なると病気になる、痛みが生じる。
生活の中で人は常に様々な刺激やストレスに晒されています。
・仕事や家庭での精神的、肉体的ストレス
・ウイルスや菌(コロナウィルスなど)
・食品汚染(添加物などの科学物質)
・空気汚染(PM2.5など)
・過去のトラウマ
・交通事故による外傷 ・・・・・・
身体にかかるストレスがあまりにも多いと許容量を超えてしまい、結果的に病気になってしまいます。
この場合は、鍛えて許容量を増やすか、ストレスを減らすしかありません。ですが歳を重ねる事に許容量は減っていきます。年をとると身体にガタがくるのはこのためですね。
かと言ってストレスをすぐに減らすことも難しいです、仕事のストレスが一番の問題だとしても仕事を辞めるわけにもいきませんよね?
なので、私はよく患者さんと話をして、減らせれそうなストレスから減らしていくようにアプローチしていきます。例えば食事改善などです。
また許容量を増やす為に治療を行います。身体の上手く使えていない部分を元に戻すようにしていきます。
目標達成のために
私が患者さんを治療をしていて「最終的にこのレベルまで良くなったらいいな」と思えるのが、最初に書いた「どんな事にも適応でき、常に良い状態を維持できる。」ところです。
そのためには十分に治療を行い、患者さんが治りやすい様に促さないといけませんし、患者さん自身も自身の健康を維持するために日々運動をしたり食生活に気を使えるようにしていかなければなりません。なので健康を維持するということはかなり!大変です。ですが病気が進んでしまったらもっと大変です。
日々降りかかるストレスに対応できるよう、どんなことにも適応できる身体を作っていきます。
運動や食事の指導を必ず行いますが、全て理解するにはかなりの時間を要します。
最近では私以上に食事などの知識を持たれている方がよく来院されるので、かなり助かります。私の専門に集中できますからね。
結局は2人3脚で治していくしかないです。治療者と患者がお互いに理解し合うことで、健康への道は開けます。
おわり(^_−)−☆