内斜視・外斜視で来院される方へ

斜視は見た目の問題がある上に、さまざまな身体の問題と関連しています。
例えば首の痛みや頭痛など。
目の傾きや寄りにより、頭頸部の緊張に左右差が出て首が傾いたことで、上記の症状を併発することもあります。
当院では、頭痛や肩こりで来院された時に斜視の調節を希望される事もありますが「斜視のみ」で来院される方もいらっしゃいます。
斜視は見た目上の問題が強いために、若い女性や斜視のお子様を持つご両親からの問い合わせが増えています。
特に、斜視の外科手術をご検討の方はその前に非侵襲的な当院の頭蓋仙骨療法をご検討下さい。
※外科手術後の斜視の矯正は難しくなる(時間がかかる)ことがある為。
斜視の原因は「頭蓋骨」
一般的に言われている斜視の原因は「目の筋肉の異常」「脳の異常」です。
当院ではさらにその原因はどこからきているのか?と考えて施術していきます。
斜視の原因は頭蓋骨の捩れ(ズレ)からきており、そのうちの多くは先天性(生まれ持ったもの)ですが、妊娠中や出産時に頭蓋骨が子宮内または産道での圧迫によって生じます。
よく「骨盤のズレが〜」と聞きますが、頭蓋骨も骨盤と同様に「ズレ」ます。
そして頭蓋骨が捩れることで目の筋肉を支配する「動眼神経/滑車神経/外転神経」に影響を与えて目の筋肉の緊張具合が変化して目が偏ってしまいます。

斜視の施術
①頭蓋骨の調節
②神経系の調節
③目の筋肉の調節
④全身の調節
当院では大まかにこの4つの調節を行なっています。
まずは頭蓋骨を矯正し神経の負担を減らしてから、神経自体を調整します。そして、根本的な問題を取り除いてから目の周りの筋肉の緊張を調節します。他に問題がないかを確認しながら全身の調節も行います。
また斜視の施術の頻度について。
状態にもよりますが通常1〜2週間を数回行って、その後は2〜4週間に1回のペースで経過を見ながら進めていきます。来れるタイミングで大丈夫ですので数ヶ月かけて改善を図っていきましょうと、お伝えしてます。
頭蓋骨の施術自体は非常にソフトです。たまき聞かれますが眼球を直接触ったりすることはありません。
赤ちゃんや小さいお子様の場合は目の周りを触るのを嫌がる子がほとんどなので、寝てる時にやるか頭蓋の調節を中心に行っています。

※以下の場合は改善の見込みが難しいのでご注意下さい。
脳血管障害(1年以内)
脳や目の悪性腫瘍
その他、腫瘍による斜視
施術の前に
斜視の調節は若ければ若いほど良いと言われています。
ヨーロッパでは当院で行うオステオパシーなどの手技療法も斜視治療として一般的に行われており、医療機関と連携をとって視能訓練と併用しながら行うこともあります。
斜視でお悩みの方、またはお子様の斜視でお悩みのご家族は相談だけでも大丈夫ですのでいつでもお問合せ下さい。
晴れの国整体院
オステオパス 森田