vol.2
オステオパシーについて
この写真の方がオステオパシー創始者A.T.still医師です。
オステオパシー(osteopathy)は100年以上の歴史があります。
1910年に当時のオステオパシー医科大学がアメリカのミズーリ州で
医学認可を受けており、今では西洋医学と同じ医学の一分野として世界では認められています。
オステオパシーの哲学
当時、スティルはオステオパシーを「発見した」と言っていました。
というのは、オステオパシーは治療の方法ではなく、概念です。哲学の原理として、人間の身体は「ボディ・スピリット・マインド」の三位一体であるというものがあります。これは概念や哲学の一部ですが、生命体の基礎でもあります。
その哲学を保ちつつ身体のバランスを整えていき、患者さんを健康へと導きます。
オステオパシーの現状
日本では法制化されていないため、オステオパシーは代替療法や手技療法・整体などに分類されていますが、発祥のアメリカでは医師免許がないとオステオパシーを行えません。
またヨーロッパでは国家資格として広く認められています。今後、日本でも医学の一分野として確立されるといいですね。
ちなみにスティルと私は誕生日が同じ、8月6日。
おしまい(^^)